インクジェットプリンターで名刺用紙を直接印刷!

インクジェットプリンターは価格もお手ごろ、カラー写真の印刷もキレイ・・・というわけで、もっとも売れているプリンターです。でも、毎日写真を印刷するわけではないので、遊んでいる(使わない)日も多いと思います。


インクジェットプリンターは、レーザープリンターなどと異なり、小さいサイズの用紙が印刷できます。当たり前です。写真のサイズが印刷できるのですから・・・・でも、さらに小さいサイズも印刷できるのです。そうです。カードサイズや名刺サイズ。レーザープリンターは原則、カードサイズや名刺サイズが印刷できません。
名刺サイズが印刷できるプリンターの機種を確認


せっかくのこのメリットを生かして、名刺をご自分で作成してみませんか?どうも安っぽい名刺しか出来なかった・・・とか、文字がにじんでしまった・・・とか、名刺用紙がイマイチとか・・・そんな経験をされて方が多いかと思います。では、今までに作ってみたことがあるけど、ナカナカ上手くいかなかった・・・という方、満足できなかった原因はどこにあったのでしょうか?


その原因の前に、インクジェットプリンターのメリットをもう少しお話させていただきたいと思います。サイズの話以外にも、インクジェットはオフセット印刷やレーザーと異なり、かなり厚みのある用紙まで通すことが出来ます。さらに、表面が凸凹の用紙(エンボスとか浮き出しなどとも言います。)にも、けっこうキレイに印刷できます。・・・となると、インクジェットでの名刺作成が上手くいく方向が見えてきます。・・・つまり、オフセット印刷やレーザーとは、異なるアプローチが名刺自作成功のコツではないでしょうか?


厚みのある用紙を考えるといいかも知れません。昔、活版の時代は厚みのある用紙が基本でした。今で言う特厚の用紙を並口と呼んでいたくらいですから、厚い用紙が普通でした。その厚みが名刺の品格を支えていました。インクジェットは厚い用紙が得意です。


さらに、文字のにじみが気になるという方も多いと思います。専用紙は確かに印字品質も良くおすすめですが、専用紙以外でも、にじみ具合の目立たない用紙はあります。プリンターの印字設定で、インクの量を少々少なくすると、にじみが目立たなくなる場合があります。是非お試しください。


表面凸凹のエンボス用紙もオススメです。インクジェットはカラー印刷が得意なので、名刺作成でも、ついカラフルな名刺をデザインしてしまいがちですが、カラフルなことが、かえって安っぽい名刺の原因かも知れません。むしろ用紙そのもののカラー(カラー用紙)や、用紙の凸凹を大切に、印字(印刷)は、極、シンプルに!・・・が、満足できる名刺作成への早道かも知れません。


さらに成功のポイントは、用紙そのものです。名刺屋さんや、印刷会社さんは、当然ながらプロ用の名刺用紙を使います。やはり材料や道具は大切です。美味しい料理屋さんは、多分、材料もシッカリしていると思います。確かな用紙で、満足できる名刺を、あなた(御社)のプリンターで作成してください。きっと上手くいきます。
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